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2005.02.11

嫌国記念の日

休みは休み。このさいそのいわれは、問わない。
なぜなら月金で働かされる雇われの身としては、たとえ一日でも休日の増えるほうがうれしいからだ。

けれども未来において、紀元節に由来する今日のこの日はどうなるか。消えてなくなる日は来るのだろうか。もしもそんな日が来るとしたら、それはきっと天皇制が廃止されたときだ。天皇制が廃止されれば、天皇制由来の祝日を設ける意味がなくなるだろうから。

そうした場合、休みは休み、その来歴がどうであろうと休みはうれしいと考えるぼくのような人間にとって、休みが減ってしまうのは残念なことだろうか。がっかりするものだろうか(仮にがっかりするとしても、その手のがっかりなら味わってもいいかもとは思うが)。

しかし……とここで考えをめぐらせてみる。
天皇制がなくなるということは、つまり「それだけの世の中」になっているということだろう。右派には気に入らない世の中だろうが、左派には「理想に一歩近づいた」といえる世の中かもしれない。

そうなると、ことは天皇制だけにとどまらない。
現在はなきに等しい労働者の人権も確立され、奴隷状況からの解放も実現している可能性もある。すなわち、だれもが人間らしく働ける社会が到来していると。

もしそうならば、お前が死んだって代わりはいくらでもいるんだといわんばかりの、過酷な長時間労働労働からも解放されているはずだから、祝日が増えたり減ったりすることで一喜一憂する必要もないわけだ──と、暇な一日、ちょっと妄想したり、しなかったり。

もっとも、天皇制日本よりひどい国になっているおそれもあるが、それはまたべつのお話。

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