2007.12.23

相鉄労働組合勝利!

神奈川県内を走る大手私鉄、相模鉄道の労働組合が最大4日間の予定でかまえていた全面ストライキが、中止されるようだ。

相鉄のスト回避(神奈川新聞/12月22日) 

相模鉄道労働組合(内山功委員長、組合員千七百人)が二十四日から最長四日間にわたってバス、鉄道の運行をやめる全面ストライキを計画していた労使紛争 で、相模鉄道は二十二日、ストライキを回避したと発表した。二〇〇七年の秋闘(労働協約改定)で相鉄労組が要求していた非正規社員の正社員化など七項目 を、会社側がほぼ受け入れる形で妥結した。

会見した鳥居眞社長は「年末の三連休の最終日からストが設定され、社会的影響が大きい。公共交通機関としての使命があり、なるべく早めに解決したいと考えた。お客様をはじめ関係する皆さまに多大なご迷惑をかけたことを深くおわび申し上げます」と述べた。

 相鉄労組は十月半ば、二〇〇七年の秋闘(労働協約改定)で「入社後に三年間継続して働いた非正規社員四十人を正社員化する」など七項目について要求。同時並行で協議していた毎期十億円前後の赤字が続く路線バス事業の分社化問題も絡み合意が難航していた。


 主な争点の非正規社員の雇用については、正社員化を前提に労使協議機関を設置して協議を行うことで合意。同業大手私鉄との賃金格差を縮小するための、本給への一律五千四百円上乗せも認められた。

非正社員の社員化など、組合側の要求項目を経営側がほぼ全面的に受けいれた結果である。まだまだ困難な闘いが予想されるものの、とりあえずは組合側の勝利をよろこびたい。

・・・・・・労働組合はこうでなければね。

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2006.04.04

犯人はこいつだ!

<縦並び社会・格差の源流に迫る>倒れるまで働け

先月半ば、厚生労働省労働基準局長名で「残業を月45時間以下とする」ことなどを事業主に指導するよう求める通達が出された。法的拘束力のないことを示す 「努力義務」の表現が目立って増えている。これを見た現場の労働基準監督官は落胆した。「こんな指導にどこの会社が従うのか」

 省庁の通達は民間の自由を制限する「規制の象徴」として批判もある。

  同省は02年、リストラで増えた過労死や過労自殺を防ぐ通達を出した。規制改革・民間開放推進会議(議長・
宮内義彦オリックス会長)のワーキンググループ は昨年6月、同省の担当課長を呼び、02年通達について「事業主に対する強制力はございません」と明言させた。昨年9月の提言でも例に挙げ「拘束力がない 旨を明示する必要がある」と主張した。

労働者を過労死、過労自殺においこんでいる犯人のひとりは、こいつか。
もう金輪際、オリックスのサービスは一切つかわないでやるから、そのつもりでいろ。
もっとも、いままでだってつかったことはないがね。

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