2004.01.12

パイプ購入

 急に思い立って、パイプを買いに行った。パイプ。もちろん水道やガスの塩ビパイプのことではない。タバコを吸うためのパイプである。

 以前、市田さんがパイプが吸いたい。前は吸っていたんだが引越を何回か繰り返すうちにどこかへ行ってしまった、なんていう話をきいてから、ぼくも妙に気になりだして、パイプ関連のWEBサイトやら、喫煙具を扱う店のWEBサイトやらを覗いていたのだが、どうしたわけか、昨日一昨日あたりから急激にほしくなってしまって、しかし、どうせ思ったよりたいしたことはないんだろうとか、すぐに飽きちゃうんだろう、などと考え出したら、なんとなく買いに行く気もくじけかけたものの、午後の2時過ぎ、昼寝から起きたとたん、夢でも見たのか、やっぱりこれは買っておかなくちゃという気分になり、急きょ出かけたという次第である。

 出かける当てはある。WEBで通販もしている「リビングショップ安藤」というお店だ。通販でもいいんだが、しかし店の場所が小田急相模原とあっては、店に直接足を運んだほうが安く着く。それになにより、商品を直に見て選ぶことができる。

 店の場所はわかっている。WEBに地図も載っているし、じつは昨年のうちに一回、買い物に行ったこともある。このときはゴールデンバットを吸う用に「竜キセル」という、豆キセルよりもちょっと長めの、全部金属でできたキセルを買ってきたのだ。

 現地到着は午後の3時ごろ。とりあえず最初は安い入門用のセットを買うことに決めていたが、その入門用にも何種類かあって、さあどれにするかと5分くらいは迷ったが、結局は火皿の部分が大きくて扱いやすそうだったのと、付属のタンパーがつかいやすそうだったのとで、ティ・エル・シーという会社が出している、「紫煙倶楽部/ビギン・ザ・パイプ」という品を選んだ。本体2500円。

 パイプだけを買っても肝心の煙草がなければ吸えないので、その煙草は、これもあらかじめWEBで知識を仕入れていたのだが、アメリカンタイプの、『ハーフ&ハーフ』という銘柄を買いもとめた。これはけっこうメジャーな商品らしく、近所のお店にも置いてあるから、今後吸いたくなったときにもすぐに入手できる。

「パイプは初めてですか」と、これはWEBの作者でもある店の人から話しかけられた。「葉っぱをあまりきつく詰めないほうがいいですよ。じゃあ、まずはこれでがんばってください」そう励まされつつ、生産の済んだ商品を受け取り、お店をあとにする。

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